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インジェクションチューナー”マスターチューン”の馬力・トルク測定。

信頼性抜群で、トラブルもなし、さらに低価格、ノーマル状態にもすぐに戻せると
いいことづくめの新インジェクションチューニングシステム・ ”マスターチューン”。

今回はそのマスターチューンを使用し、実際に当店でチューニングしたバイクの
シャシーダイナモ(測定器)での測定データーの例をご紹介しようと思います。

使用車両:2007年式 FXDL ダイナローライダーです。
マフラー :スクリーミンイーグル スリップオンマフラー スラッシュダウン
エアクリーナー:アレンネスハイフローキット


データー表の見方ですが、
青い線が、フルノーマルの状態での馬力とトルクの測定値。
赤い線が、マフラー・エアクリーナー交換後、マスターチューンで
セッティングした測定値。

下側の右肩あがりの2本の線が 馬力の測定値で、
上側のやや平行な2本の線がトルクの測定値です。
当然ですが、マスターチューンでセッティングした後の方がトルク・馬力とも高くなっています。

最高馬力は  52馬力 ⇒74馬力 と22馬力アップ
最大トルクは  87 NM(ニュートンメーター) ⇒115 NM と 28NMアップ

特に注目していただきたいのは、
皆様が一番気にされる、低速での力強さをあらわす低速トルクが大きく向上している点です。
ちょっと見にくいですが、グラフの横軸がエンジンの回転数で、右にいくほど高回転になります。

1200回転~2000回転までのトルクがノーマル(青い線)では大きく落ち込んでいますが
マスターチューンでチューニングすると(赤い線) このトルクの落ち込みが
大幅に改善されているのがよくわかるかと思います。
実際に乗っていただいても、エンジンが力強くなったことをよく体感して頂けます。

またノーマルの青い線はトルク・馬力ともにギザギザが多く見られますが
マスターチューンでセッティング後の赤い線はもっとなめらかになっています。
ギザギザが大きいほどバイクはぎくしゃく加速しますので、
マスターチューンによってスムーズな加速に改善されていることもわかります。

ちなみに、このマスターチューンのセッティングですが、
馬力・トルクの数値を上げるために、無理に攻めたようなものではありません。

お客様それぞれのマフラー、エアクリーナーの状態に合わせて
エンジンに負担をかけないセッティングを重視していますのでどうぞご安心下さい。
シャシーダイナモを使用し、地道にチューニングしています。忍耐のいる作業ですが・・・・。

長くなりましたが、乗ってもらえれば、きっと良さがわかっていただけると思います!
おすすめです!


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2009年09月04日 17:51に投稿されたエントリーのページです。

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