インジェクションモデルのハーレーの低速トルクがどうも物足りないと
お嘆きの皆様にこれぞ!というカスタム・チューニングをご紹介したいと思います。
日々マフラーやエアクリーナーのカスタム、
そしてインジェクションチューニングを多数作業させていただいていて
お客様から圧倒的に多いご要望は、
”とにかく低速から中速の力強さを増してくれっ!”というものです。
特に車体の重いツーリングモデルや、その他のツインカムモデルの
オーナーさんは、低速でのトルク感や、発進時の押し出し感が弱いと
感られていると思います。
クラッチを半クラにして調整しないとすぐエンストしそうになる、なんて
ことが実際多いですよね。
そんな皆様のご不満を解消してくれる商品がこのハーレー純正
スクリーミンイーグル製 ”PRO STAGE Ⅱ KIT ”です。
(プロ ステージツーキット)
黒シリンダーのイメージです。 実際のキット内容。
エアクリーナーはキットに含まれません。 シリンダーはシルバーと黒が選べます。
どのようなものかと言いますと、
①ビッグボアシリンダーで1690ccに排気量アップ。
シリンダーの色はブラックとシルバー(灰色)から選んでもらえます。
②3-7/8インチ 専用フラットトップピストン
③ハイカム SE255
④ガスケットなどの付属品
以上で構成されるエンジンキットです。
(車種・年式適合)
2007年式~2010年式のツインカムに適合します。
新車状態で1690ccや1800ccのFLHTK、一部のCVOには適合しません。
ご不明でしたらお気軽にお問い合わせください。
2007年式以降の純正エンジンの排気量は基本的に1580ccですが
それを1690ccに排気量アップし、さらにハイカムを入れるというものですが、
こいつの実力が凄いんです。
とにかく、低速~中速のトルク・馬力アップがハンパじゃありません。
さて、当店のテスト車両・2008年式FXDLローライダーに早速組み込んで
慣らし運転後、その実力をシャシダイナモで測定してみました。
①純正状態との比較。
まずは、ノーマル状態とステージ2キットを組み込んだあとの馬力とトルクを
比較してみました。
青い線 フルノーマル(純正状態)の2008年式ローライダー
赤い線 同じバイクにステージ2キットを組みこんだもの。
このデーターはスクリーミンスーパーチューナーで
インジェクションチューニングしたものですが、
勿論マスターチューンでも同様の結果が得られます。
(マフラーはスクリーミン、エアクリーナーもハイフロー装着)
最高トルクは純正 89.25 ⇒ 141.58 N-M 何と純正の1.6倍に増加!
最高馬力は 純正 53.33 ⇒ 90.07 HP と36馬力アップ。
特に注目していただきたいのは、発進時~3500回転までの
あまりエンジンを回さないお客様が最も使われる回転域での
トルクが強烈に大きくなっている点です。
最高トルクもわずか3800回転で発生しています。
(グラフの右に行くほどエンジンの高回転域になります。)
ノーマルのトルク曲線とあまりにかけ離れているので、見づらいくらいです。
極めて低・中速に重点を置いた商品のため、最高馬力を追求したものでは
ありませんが、それでも90馬力までいってしまいました。
(ハーレーが公開しているスペックでは82馬力くらいを想定しています。)
これだけ、トルク、馬力に差が出ますと確実に違いを体感していただけます。
また、中速~高速重視のハイカムによく見られる低速でのギクシャク感や
アイドリングのバラつきがなく、エンジンのかかりも良いため
初心者の方からベテランライダーまで、疲れず、安心して乗って
いただけると思います。
もちろん、純正エンジンの強度内におさまる範囲での馬力・トルクの向上ですので、
ターボやスーパーチャージャーを装着した場合のような瞬間的で爆発的な加速と
まではいきません。
しかし、ターボなどの商品を取り付けたときに生じるエンジンブローなどの危険も
ないため、安心して乗っていただけます。
(ターボなどを装着するとなりますと金額もハンパじゃなく高くなりますし。)
さらに、排気音もズ太く、より低音が増します。また、一発一発の排気圧が
強くなるため、音の歯切れもよくなります。
さて、次の比較テストにいきますと、
②ノーマルエンジン+インジェクションチューニングとの比較
エンジンは純正状態で、当店でスーパーチューナーでインジェクションの
チューニングを行ったものと、さらにこのステージ2キットを組み込んだ場合の
比較表です。
緑の線 ノーマルエンジンにスーパーチューナーで
インジェクションチューニングしたものです。
マフラーはスクリーミンスリップオン、
エアクリーナーはスクリーミンハイフローを装着。
赤い線 緑の線の状態のバイクに、さらにステージ2キットを組み
スーパーチューナーで再セッティングしたもの。
最高トルクは 112.99 ⇒ 141.58 N-M 1.25倍に増加
最高馬力は 71.30 ⇒ 90.07 H-P と約19馬力増。
ノーマルエンジンでインジェクションチューニングしたものよりも
さらにこれだけトルクも馬力もアップします。
インジェクションチューニングはしたけれど、
まだまだ低速トルクが物足りない
というお客様にも、是非このキットをおすすめします。
スタッフ全員で乗りくらべた上での感想ですが、確実に違いは体感して
いただけると思います。
・青線⇒ノーマル状態のFXDL
・緑線⇒ノーマルエンジンにインジェクションチューニングを行ったもの。
・赤線⇒さらにステージ2キットを組み込み再度チューニングしたもの。
ハーレー純正商品だけあって、商品精度は非常によくできています。
さて、大切なお値段ですが、
・ダイナ・ソフテイルモデル
総額 ¥398,000(税込み)
・ツーリングモデル(ロードキング・FLHX・ウルトラなど)
総額 ¥418,000(税込み)
上記金額には下記のものが全て含まれます。
①スクリーミンイーグル ステージ2プロキット商品代+組み付け工賃
③慣らし運転後に交換するエンジンオイル(世界最高品質のモチュール社v300)
④シャシダイナモを使用したコンピューターの完璧なチューニング費用。
上記金額はマスターチューンというチューニング商品を使用した場合の
ものですが、それ以外のチューニング商品(サンーダマックスやツインテック、
スーパーチューナーをご希望の場合も可能ですのでお問い合わせください。)
*マフラーやエアクリーナーも同時に交換ご希望の方はお気軽にご相談ください。
豊富な取付経験から音量・音質・性能などアドバイスさせていただきます。
次に、当店ですでにマスターチューンやスーパーチューナー、サンダーマックス、ツインテックでチューニングをして頂いているお客様の場合
・ダイナ・ソフテイルモデル
総額 ¥358,000(税込み)
・ツーリングモデル(ロードキング・FLHX・ウルトラなど)
総額 ¥378,000(税込み)
上記金額には下記のものが全て含まれます。
①スクリーミンイーグル ステージ2プロキット商品代+組み付け工賃
③慣らし運転後に交換するエンジンオイル(世界最高品質のモチュール社v300)
④シャシダイナモを使用したコンピューターの完璧な再チューニング費用。
*他店様で既にスクリーミン・スーパーチューナーで
インジェクションチューニング済みのお客様もスーパーチューナーの
商品(黒いボディのアダプター)をお持ちいただければ、当店で再セッティング
させていただきますのでお気軽にお問合せ・ご注文下さい。
追加金額はかかりませんのでご安心下さい。
サンダーマックスやツインテックを他店様で装着済みのお客様の場合
作業するうえで、ご確認いただくことがありますので、事前にご相談ください。
*ピストン、シリンダーを新品に交換するため、800キロ~1000キロの慣らし運転が
必要になります。まずはコンピューターに当店で作成した安全なベースデーターを
入れますので、慣らし運転を行っていただき、その後再度完璧なチューニングを
行わせていただきます。そのためお手数ですが、
二度バイクをお預かりする必要があります。
(再チューニングの費用、エンジンオイル交換代などの追加
料金はかかりませんのでご安心ください。)
(お支払い方法)
お支払いは現金以外に、クレジットカード(分割可能)
ジャックスのカスタムローン(60回まで分割可能、金利6.2%)も
扱っておりますので、お気軽にご相談下さい。
その他ご注文・お問合せなど、何でもどうぞお気軽にメール、お電話ください。
TEL 047-308-7520(10時半~19時半・火曜日定休です。)
MAIL mail@lightcycle.jp
*なお、オープン6周年記念としての台数限定特別価格キャンペーンは終了させて
いただきました。多数のお申し込み誠にありがとうございました。