インジェクションモデルの色々な回転数でのアイドリング動画をアップしてみました。
インジェクションチューンの商品を選ぶ際や、設定回転数を決める場合のご参考にしてみて下さい。
バイクは2007年 FXDL インジェクションモデル
マフラーは クロームワークス3インチ スラッシュカット。
アイドリングはエンジンが暖まって回転数が下がった状態のものです。
暖気運転時は通常1200回転くらいです。
(アイドリング 1000回転~800回転まで 純正コンピューターで可能なアイドリング)
①1000回転
新車の時の設定回転数です。マフラーだけ交換した場合はこんな感じになります。
②950回転 純正より50回転低いだけの場合です。当店おすすすめの回転数です。
③900回転
スクリーミン・スーパーチューナー、パワービジョン、マスターチューン、ダイレクトリンクなどの
純正コンピューター書換え方式系チューニング商品での、当店での一番低いおすすめ回転数と
なります。
エンスト症状が出ることが少なく、スタート時のトルク感も損なわれない回転数のためです。
④850回転
純正コンピュターのチューニングの場合は、この程度のアイドリングまでにとどめたほうが
無難かと思います。
乗りやすさという点では、900回転より多少クセが出る場合がありますが、設定は可能です。
800回転にくらべれば、エンスト症状はでにくくなります。
⑤800回転
純正コンピューターのチューニングの場合、当店では積極的におすすめはしていません。
バイクによって個体差はありますが、基本的にエンストするリスクが高まり、
スタート時のアクセルの反応が悪くなる、スタート時の力強さが弱まる場合もあるためです。
もちろん、その点ご理解の上、お客様のご希望があれば設定させてもらっています。
(800回転以下で安定したアイドリングがご希望のお客様には、低アイドリングに強い、
交換式フルコンピュタのサンダーマックスをおすすめしています。)
通常、800回転までが 純正コンピューター書換え方式のチューニング商品で設定できる
アイドリング回転数となります。
これ以下の下記の低アイドリングは、交換式のフルコンピューターシステム・サンダーマックスでのものになります。
(アイドリング 750回転~650回転まで 交換式フルコンでのアイドリング)
①750回転
3拍子風にはしたいけど、あまり下げると色々とデメリットがあると聞くし・・・という方は
これぐらいが良いかと思います。
②700回転
はっきりと3拍子が出したいという場合は、これぐらいかと。
③650回転
実質、サンダーマックスで下げてまともに乗れる限界かと思います。
たいていの方には喜んでもらえるアイドリングにはなります。
アイドリング状態からの空ぶかしを行うと、エンストや吹替えし症状が出る場合があります。
これ以下の設定の場合、さすがにフルコンでも厳しいというのが当店の考えです。
(追記)
ご参考になればと思って作ってみたのですが、自分で聞いてみると、逆に悩みますね。
違いが、ウーン微妙です。よくわからないから、店長がもう決めてくれ!という方は
おすすめの回転数を提案させていただきますのでご相談ください。
②エボエンジンでの低アイドリング。
ひとつ前のエンジン、エボリューションモデル(キャブ車)での限界アイドリングです。
これは、ちょっとやり過ぎですね。実際には550回転くらいが皆さんの好きなリズムだと
思います。(バイクは1999年式 FXSTC ソフテイルカスタム、当店のご販売車両です。)
egul