ずいぶん長くなりましたが、アメリカでのインジェクションチューニング研修も
今回で終わりです。
最後は、2008年式のツーリングモデルです。
ご存知のとおり、2008年式以降のツーリングモデルはスロットルワイヤー式が
廃止され、電子スロットルタイプとなりました。
このためもあり、2007年式までのツーリングモデルとセッティングの出し方が
やや異なるため、そのあたりをポイントに勉強していきます。
使用する車両のスペックです。
③2008年式 FLHTCU-CVO
排気量 110キュービックインチ (1800cc)
シリンダーヘッド SACHS HEADS
カム WOODS 255
エキパイ KLOCK WERKS
マフラー RINEHART-BUB
エアクリーナー ハイフロー
昨日チューニングした2台同様、VEを中心にチューニングしていきます。
このあたりは、前回、前々回のブログ・インジェクションチューニング研修 その3、その4に
書いた内容と似ています。
また、スマートチューンという酸素センサーでの制御を中心としたチューニング方法の
ポイントもおさらいしながら終了です。
そして出来上がったデーターによる、馬力・トルクの測定結果がこちら。
馬力は109馬力を記録。 最大トルクは108N-M。
今回は講習上、スマートチューンでのチューニングでしたのでこの結果でしたが、
小磯先生のオリジナルテクニックで煮詰めれば、さらに良い結果がえられるはずです。
チューニング実践のあとは、講習のおさらいと、最新の2010年モデルの酸素センサーなど
仕様上の変更点とその対策についてアドバイスを受けます。
今回の僕たちのために、小磯さんがわざわざ作ってくれた
分厚い講習用のオリジナル教材ファイル。
講習中に書き込んだメモでびっしりになりましたが、これは一生モンのお宝です。
予定の時間を大幅にオーバーし、2日間の講習会もようやく終了。
お世話になった小磯さんと、ボンネビルで世界最速記録を叩き出した
いまや伝説になりつつある小磯さんのダイナを前に記念撮影 !
ボンネビルのざらざらの塩が浮いて後輪がまったくグリップしないコースで、
ハーレーのエンジン・しかもカウルなしで時速290キロです。
アスファルトのフラットなサーキットでカウルつけたら、いったい何キロでるんでしょう。
最後に、
今回の講習で独自のインジェクションチューニングテクニックをおしげもなく
伝授してくださった小磯先生に心から感謝します。
技術面のすごさは勿論、人間的にも実に懐の深い方でした。
(結局この夜も遅くまで、小磯さんは飲みに付き合ってくれました。)
また、会社の大切な財産でもある最新のインジェクションチューニングに関する情報を
今回特別にということで分けてくださったラスベガスハーレーダビッドソン社にも
あらため感謝します。 皆さん本当にありがとうございました。
さて、ラスベガスからそのまま睡眠なしで、ロサンゼルスに戻ると、ちょうど
NHRA(アメリカ最高峰のドラッグレース)が開催されていたので観戦。
アメリカらしいサーキットの雰囲気と、時速500キロの世界は
一度見る価値ありです。 これで、ようやくアメリカ出張も終了です・・・・・。
ハーレーのブース。 ちなみに勝負は向こう側のおっちゃんの勝ち。
(おまけ)
ハーレー専門誌 ダビキチさん1月号で、
ライトサイクルのインジェクションチューニングを取材してもらいました。
私ごときが偉そうにウンチクを語っております。
(もっと謙虚に話したつもりでしたが・・・・)
いつも取材いただきありがとうございます!
コメント (1)
元川越のKメカさんに
06FXDL・08FLHTCUの2台のインジェクションの
セッティングをお願いしましたが、その後特に電子スロットルの08についてより熟成したセッティングが可能なのでしょうか?
Kメカさんがそちらにいらっしゃると聞いてお尋ねさせて頂きました。
http://an-evil-father.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_261c.html
PS:ラクチンバー愛用してます。
投稿者: TD | 2010年01月10日 23:53
日時: 2010年01月10日 23:53