今回はエンジンカスタムのご紹介です。
低速から中速域で分厚く力強いトルクをご希望の方に特におすすめの内容です。
しかも、大排気量エンジンにつきものの、エンジンスタート時のセルの重さもないという
画期的商品です!
ご紹介するのは、
ハイパフォーマンエンジンの定番S&S 社の106”(約1700cc)ボアアップキットです。
純正の96ツインカムにクランクケース無加工で入る最大排気量のサイズになります。
S&S 106”(約1700cc)ボアアップキット シリンダーはブラックとシルバーが選べます。
今回はそこに やはりS&Sの低速・中速トルク重視型のハイカムである
551カム"イージースタートカム”を合わせました。
このイージースタートカムとは、エンジンスタート時のみ圧縮比を下げてエンジンのかかりを良くする
オートマッチック・コンプレッションリリース機構を備えている画期的なカムなんです。
以前からS&Sのエンジニアで当店担当のブレントさんに
”アメリカでも評判がいいから是非使ってみてくれ” と言われていたS&Sの自信作です。
(ちなみに、リリース機構のない通常の551カムもあります。)
ギヤドライブカムとチェーンカムの両方がラインナップされています。
ところで、私の失態で商品の取付作業の画像をなくしてしまいました!
よって、S&Sさんのカタログ商品写真でご紹介します。リアリティーにかけてすみません。
さて、エンジンを丁寧に組み上げて1日置いたあと、エンジンをかけてみると、
前述のコンプレッションリリース機構がうまく働き、エンジンが軽く回り、すぐに始動。
これはいいです!
これですと、多少バッテリーが弱っていてもエンジンがかかりやすそうです。
エンジンをカスタムしましたので、コンピューターチューニングが必要になります。
今回使用したインジェクションチューナーは、サンダーマックスです。
1回目の作業では、安全なベースデーターを入れて、いったんお客様に
エンジンの慣らし運転を行ってもらいました。
バイクは2009年式のFLHRです。(カスタムによってウルトラ系になっています。)
800~1000キロ走行後、シャシダイナモを使用して本格的なチューニングを
行います。
(測定結果)
赤がノーマルの09年式のツーリングモデルのトルクと馬力です。
青がS&Sでのエンジンカスタムを行ったあとのものです。
さすがS&Sです。低速から中速でのトルクの大幅な向上がみられます。
最高馬力追求型のカムでないため、当店のシャシダイでは80馬力程度が
想定最高馬力ですが、今回のお客様のバイクは86馬力を記録しました。
(実際に公道走行した感想)
純正の1584ccエンジンはもちろん、チューニングしていない純正CVOの
1800ccエンジンよりもアクセルの開け始めから2速あたりの低速での押し出し感が
力強くなっているのが体感できます。これは楽しい乗り味です!
低速状態で少々ラフにアクセルをあおると、ドンッ、ドンッとバイクが進みます。
街乗りだけでもかなり楽しめます。
2人乗り時に、低速トルクの弱々しさが不満の方にもおすすめできると思います。
中速から高速域でも、純正エンジンよりも鋭く加速していき、トルクの谷を感じる回転域が
ありません。パワーはありますが、特性が神経質ではないので乗っていて疲れません。
私にはかなり好印象な走りでした。おすすめです!
* S様、当店でカスタム頂き誠にありがとうございました。
(商品適合)
2007年式~2014年式のソフテイル・ダイナ・ツーリングモデルです。
*ただし、1800cc(110”)エンジンのCVOモデルには適合しません。
価格はバイクの年式・車種・車両の状態、チューニングに使用する商品などによって
異なりますので、お気軽に店長の酒井までお電話・メール・ご来店にてお問合せください。